都電の荒川車庫に新型車両の8801と8802

ぽにょりん

2009年04月07日 00:09

昨日、今日と東京は絶好のお花見日和♪




桜の舞い散る様子を見ていると、日常の瑣末なことなんて忘れてしまいます。


ただ、都内だとお花見の名所に行くとどこも人、人、人。。。


人を見に行っているのか花を見に行っているのか?という感じ。



人混みが苦手なわたしは近場の公園で咲いてる桜を愛でて満足することにしてます。




さて、先日荒川車庫のあたりを通りかかったのですが、そのとき
そういえば今度都電荒川線に新型車両が導入されるという記事
を見たのを思い出しました。

都電荒川線に新型車両を導入 4月から(asahi.com)
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY200903240309.html




荒川車庫正面





定期券売り場(?)には
日暮里・舎人ライナー くるっぴー 発売中!
との張り紙が。

限定10000個生産品だそうです。


都電荒川線といえば、都内に唯一残っている路面電車。

都電荒川線 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E9%9B%BB%E8%8D%92%E5%B7%9D%E7%B7%9A

路面電車といっても道路を走る「路面」電車としての区間は
意外と少なくて殆どが専用の線路を走っています。

聞くところによると、たまたま道路上を走る区間が少なかったので
この路線が生き残ったらしいです。


私が物心つくころには廃止されて、北四番丁のあたりの道路に
線路の跡だけが残っていた仙台の市電
きっと都電荒川線みたいだったのでしょうね。

仙台市電 1976年



新しい車両(8800形)はこれまでの緑と白の車体カラーを一新して、
荒川線沿線に咲くバラをイメージしたと白になったそうです。


車庫の中を探してみると、おっ、なんだかそれっぽい車両が。





ちょっと小さくてよくわかりません。
ということで、車庫の裏のほうへ回ってみることにしました。


横のほうから少し見えました。丸みを帯びた前面。


さらに回り込んでみると。。。


いました。8801号車と8802号車の二台が並んで格納されていました。




というより、濃いショッキングピンクという感じでしょうか。
今までの都電の車両とはやっぱりイメージが違いますね。未来的?


この8800形のコンセプトは

「荒川線の未来を開く、先進性と快適性」

だそうです。


まず、先進性では
ブレーキをかけたときに出るエネルギーを電力に変換し、
他の電車の運行に活用する「電力回生システム」。

これってエネループバイク(電動アシスト自転車)
についてるのと同じですよね?

このシステムにより従来比で約2割の省エネを実現してそうです。エコ!


快適性では、着席時や立ち上がる際に
つかまることができる手すりの数を大幅増

さらに都電では初めてカラー液晶(15インチ)の次駅案内表示を設置。


都電荒川線は年齢層が高いのでこれは嬉しいですね。


登場は4月下旬とのこと。早く乗ってみたい!




おまけ


8800形の隣にはレトロ車両の9001が。


荒川車庫には都電おもいで広場というのがあります。



土日の開園時間には家族連れや電車好きな方々が多くいらっしゃいます。


5500形(5501号車)
昭和29年製造。当時のアメリカの最新の技術を導入してつくられた車両らしい。


旧7500形(7504号車)




関連記事