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2009年08月31日

ミドリムシでCO2削減の新技術

台風が過ぎ、夜景がきれいに見える今の東京。

明るい高層ビルの窓の中には、今も頑張って働いている人たちがいるはず。


それらを支えているのは当然電力なわけで、
石油より安くなった石炭を使用した火力発電の割合が
最近多くなっているそうです。

<CO2排出量増加の要因は?> 石炭火力発電の増加(環境を考える)
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/91c4f3a82427cca7252507070c3347cb


そんなわけで火力発電に伴うCO2排出量が増えているようですが、
今日Yahoo!ニュースで面白い記事を見つけました。

ミドリムシ 火発排ガスで培養 温暖化対策に新技術
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090830-00000001-maip-soci

以下、Yahoo!ニュースの記事から引用させていただきます。

動物と植物の中間的性質を持つ単細胞生物「ミドリムシ」を、多量の二酸化炭素(CO2)を含む火力発電所の排ガスを使って培養することにバイオベンチャー企業「ユーグレナ」(東京都)が成功した。同社はミドリムシからバイオ燃料を作る技術も開発中で、排ガスのCO2を減らしたうえ、代替燃料を作る新たな温暖化対策として注目されそうだ。【奥野敦史】

 ミドリムシは体長約0.1ミリ、水田などにすむ。光合成によりCO2を吸収する植物の性質を持ちつつ、鞭毛(べんもう)という器官で動物のように動く。光合成能力が高いのが特徴で、熱帯雨林の数十倍に達する。

 同社は05年、沖縄県石垣市に食用可能なミドリムシの大量培養施設を世界で初めて建設。ミドリムシを素材にした健康補助食品やクッキーを製造、販売している。今年6月、沖縄電力金武(きん)火力発電所(沖縄県金武町)で、煙突から出る直前の排ガスをミドリムシの培養槽に吹き込む実験を行った。

 この排ガスはCO2濃度が大気の400倍近い約15%に達する。ガスを入れた培養液は酸性になり、大半の生物は生きられないが、ミドリムシは順調に成長した。増殖速度は空気を通した場合の最大20倍に達した。排ガス中の豊富なCO2で光合成をし、増殖したとみられる。

 ミドリムシなどの藻類は、細胞内に脂質が多く、細胞を壊して化学処理すれば良質なバイオディーゼル燃料になる。同社は、培養したミドリムシからバイオ燃料を作り、発電などに利用、その排ガスで再度ミドリムシを培養−−という循環システムの開発を目指す。出雲充社長は「ミドリムシが高CO2濃度のガス中でも育つと証明できた。CO2削減と炭素循環型社会の実現を進めたい」としている。

引用ここまで。





ミドリムシって植物なのに動きまわれる植物プランクトンというやつらしいです。


月刊「化学」Vol.64 No.9(2009年9月号)
「これから化学産業はどこに炭素資源を求めるか?── 課題と方向性を考える(瀬戸山 亨)」
という記事によると、日本のCO2の総排出量は年間約14億トンで
そのうち火力発電が約4億トン、つまり日本で年間排出される
CO2の約30%は火力発電によるものだそうです。




ミドリムシでこのCO2が削減されればすごい効果ですよね。

しかも燃料やクッキーにまでなるなんて。


今後の進展に期待です。





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Posted by ぽにょりん at 22:48│Comments(0)雑記

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