2009年06月06日 23:27
パールライス宮城(宮城県大和町)が、戦国武将が戦う家庭用ゲームソフト「戦国BASARA(バサラ)」のテレビアニメ化に合わせて売り出した県産ひとめぼれ商品が東京のアニメファンらの人気を呼び、5月22日の発売開始から10日間で1023袋売れた。
商品は「戦国BASARA(バサラ)米」(1キロ、1000円)。パッケージに伊達政宗と、片倉小十郎のアニメキャラクターをあしらった2種類を用意し、売り上げの割合は6対4で政宗に軍配が上がったという。
東京と宮城県内の計8カ所で販売され、東京・池袋にある宮城県のアンテナショップと秋葉原のコトブキヤラジオ会館の2店舗で全販売数の7割を占めた。販路拡大を支援する県は「アニメ好きのマニアが購入しているようだ」と分析する。
パールライス宮城は「滑り出しは順調。8月の仙台七夕まつりまでにJR仙台駅や高速道路のサービスエリア(SA)などに販売先を増やしたい」と手応えを感じている。