2010年02月12日 13:01
バレンタインデーを前に、縁結びの神様として知られる大和町の吉岡八幡神社で11日、恋の一歩を踏み出したい女性を後押しするイベントが開かれる。日本の神社が西洋の行事と連動するのは珍しいが、主催者は「縁結びの『パワースポット』で恋を実らせて」と意気込んでいる。
同神社は毎年12月、縁結びを願って飴(あめ)を販売する「島田飴まつり」で全国的に有名だ。まつりの実行委員会は「縁結びの御利益をもっと広めたい」と、新たなイベントを企画した。
その名も「恋の助太刀プロジェクト」。同町産の米「恋むすび」を使って仕込んだ200人分の甘酒を振る舞い、イチゴミルク味の飴や、稲飾りを無料で配る。境内には願いを書き込める巨大絵馬(縦80センチ、横120センチ)を用意し、大きな囲炉裏2基も設置する。
"恋のキューピッド"役として県の観光PRキャラクター「むすび丸」も駆けつける。絵馬や無料配布する記念品にもイラストが描かれる。