2009年10月29日 08:34
■仙台藩家臣団トランプ
『Museum Goods of 伊達之都』
〜徹底した歴史の検証の末に誕生した
現代版伊達家ゆかりの品々〜
杜の都・仙台の歴史は、伊達政宗公によって1601年に開府されたことから始まります。400年以上にわたって受け継がれてきた「伊達の文化と粋」を少しでも多くの方に広め、知ってもらいたいー。そんな思いを抱く人々が集い「伊達之連」は発足し、「伊達の文化と粋の再発信」を最大目的に、政宗公の愛用品をモチーフにした「Museum Goods of 伊達之都」の企画・製造・販売を行っています。
◆仙台藩家臣団
仙台藩六十二万石は、加賀百万石、薩摩七十万石に次ぐ大藩でありましたが、大藩の例に漏れず家臣の数は膨大で、直臣・陪臣を併せて三万三千人余人でありました。その統制と秩序保持のため、戦国期から家臣団が編成され、四代藩主伊達綱村公の時代までに家臣団の格付けが確立しました。
○一 門 ・・・・・ 殆どが伊達家との血縁関係にある戦国期の大小名。一門は藩政には関与せず、藩主名代などの形式的な役割を担った。
○一 家 ・・・・・ 在地領主から伊達家に臣従し、戦国期から藩政初期を通じて大功労のあった諸氏の家格。
○準一家 ・・・・・ 主に主家の没落や伊達家内応で一家に順じた待遇の家格。
○一 族 ・・・・・ 伊達家譜代の家臣の家格。
○宿 労 ・・・・・ 代々奉行となる家格。
○着 座 ・・・・・ 正月の賀礼に登城し、藩主に太刀・馬目録を献上し、各班列をもって座し、藩主から盃を賜る家柄。
○太刀上 ・・・・・ 正月の賀礼に太刀を献上し、藩主から盃を頂戴できる家柄。
○召 出 ・・・・・ 正月の宴会に召し出される資格のある家柄。なお、着座・太刀上・召出は政宗以降に確立した家柄。
○平士・大番士・・・ 仙台藩の戦闘主力たる分団大番組にある者。政宗時代に編成され、四代綱村の時代に再編された。一組三百六十人で十組存在した。
○組 士 ・・・・・ 平士の下の武士。小姓組・徒組・番外士・鷹匠組・不断組・給主組・名懸組・同朋・茶道・大所人・馬乗・伯楽・乱舞などをいう。
このたび、伊達家第十八代当主伊達泰宗氏の監修により、藩主、姫君をはじめ仙台藩家臣団をトランプにさせていただきました。ゲーム用としてだけでなく、仙台藩家臣団のピクチャーカードとしても楽しんでいただけるものと思います。