2009年10月02日 06:47
宮城県内の観光を全国に発信する「仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーン」が1日開幕し、JR仙台駅2階コンコースでセレモニーが開かれた。昨年10〜12月の「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」(DC)を引き継ぐイベントでキャッチフレーズは、「ここにホントの伊達があります」。年内いっぱい、官民一体で宮城の観光ブランドの売り込みを繰り広げる。
セレモニーには宮城県と仙台市、JR東日本などでつくる仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会の関係者ら約500人が参加した。
ステンドグラス前の特設ステージで、推進協議会会長の村井嘉浩宮城県知事が「DCの成果を一過性で終わらせず県民一丸となって成功させよう」とあいさつ。副会長の田浦芳孝JR東日本仙台支社長も「仙台・宮城が日本を代表する観光地として定着してきた流れを加速させたい」と述べた。
一日駅長の奥山恵美子仙台市長は「おもてなしの心で観光客を迎えよう」と開幕を宣言した。
「むすび丸」や気仙沼市の「海の子ホヤぼーや」、色麻町の「カッペイ君」などのキャラクターも勢ぞろいし、観光の見どころや名物料理をアピール。仙台・青葉まつり協賛会のメンバー12人がすずめ踊りを披露し、祭りムードを盛り上げた。
キャンペーン中はDCで人気だった観光列車「リゾートみのり」(仙台―新庄)、「SLホエール号」(小牛田―女川)、「こがねふかひれ号」(仙台―気仙沼)などが復活する。
白石城主片倉小十郎ゆかりの地めぐり、栗駒山ろくと細倉鉱山てくてくツアーなど日帰りの「伊達なバス旅」も運行。各地で地元食材を使ったご当地グルメを提供し、抽選で特産品が当たる食べまくりスタンプラリーが行われる。
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