2009年06月16日 23:00
東北自動車道と仙台北部道路を結ぶ富谷ジャンクション(JCT、宮城県富谷町穀田)の建設現場で15日夜、北部道路から東北道下り線に進入するランプ橋(立体連絡橋)を架ける工事が行われた。
現場には国内最大級の大型クレーン(アームの最長170メートル)が設置された。クレーンはカーブ状の橋(長さ64メートル、幅6.8メートル、重さ250トン)をつり上げ、約35分をかけて、東北道をまたぐ形で橋台に据えた。
工事時間帯は、東北道泉―大和インターチェンジ(IC)間上下線を全面通行止めにした。16日は午後10時から同区間を通行止めにし、東北道下り線から北部道路に入る架橋工事を行う。通行止めは17日午前6時まで。
富谷JCTは来年3月末までに工事が完了する予定。同10月までに北部道路利府しらかし台IC―富谷JCT間が開通する予定で、仙台都市圏の有料環状道路が完成する。