2009年05月25日 23:15
第57回全日本広告連盟(全広連)長野大会が13日、長野市で開かれ、仙台・宮城DC推進協議会(会長・村井嘉浩宮城県知事)が、社会貢献など大きな成果を挙げた広告キャンペーンに贈られる全広連鈴木三郎助大賞の表彰を受けた。
協議会は2008年10―12月の3カ月間、JR、官民が一体で「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」を推進。新たな観光資源や郷土料理を掘り起こし、地域おこし運動にもつなげた。大学なども巻き込んだ新しい展開は反響を呼び、視察や問い合わせが殺到するなど大きな反響を呼んだ。
村井知事はDCキャラクター「むすび丸」と一緒に授賞式に臨み、「産学官が自主的に連携することで成功した。関係者が知恵を絞り、汗を流し涙を流した成果が認められ、大変名誉に思う」と喜びを語った。
全広連の第58回大会は来年5月、静岡市で開かれる。