2009年05月18日 23:59
ロンドンで開かれた世界最大規・のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2009」の審査結果が発表され、日本酒部門の「純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部」で、内ケ崎酒造店(宮城県富谷町)の「純米大吟醸 鳳陽」と、大沼酒造店(村田町)の「乾坤一 純米大吟醸」が金賞を受賞した。
鳳陽、乾坤一とも金賞は初めて。内ケ崎酒造店は「口に含んだ際の香り、切れのあるのどごしが好評を得たと思う」と喜ぶ。大沼酒造店も「海外で評価をいただいたのはありがたい」と話す。
古酒の部では、佐浦(塩続市)の「山田錦純米大吟醸 浦霞古酒」が金賞を受賞した。
日本酒部門は5部あり、国内の162蔵元が359銘柄を出展。金賞は18銘柄で、この中から最優秀賞の「チャンピョン・サケ」が9月に選ばれる。
IWCは1984年創設。日本酒部門は2007年に始まった。